土曜日、哲学者の平原卓先生をお招きして「この哲学がスゴい!」サロンで読書会を開催しました。平原卓先生は、哲学者・竹田青嗣先生のお弟子さんで「読まずに死ねない哲学名著50冊」という哲学の本をだしてらっしゃいます!!哲学書なのにベストセラー!
以前、平原先生、哲学者の苫野一徳先生、飲茶さんと4人でご飯を食べたのがきっかけで交流させていただいているのですが、平原先生は年齢も近く、keyとかネーブルとかそっち系のゲーム話で盛り上がったこともあり、こうしてサロンにまで来てくださいました。
読書会はこんなかんじ
私の左側が平原先生。サロン会員さんは女性も男性もバラバラ。参加人数は15人くらいでした。
この日は「バタイユ」から派生してエロティシズムってなに?
みたいな話で盛り上がりました。
エロティシズムをテーマにした場合
「赤いリップをつけると男性はエロティシズムを感じるよ!」と実利を追求するのが自己啓発だとしたら
「エロティシズムを感じることによって我々はなにを得ようとしているのか?相手の体なのか、それとも相手の能力を占有したい気持ちを満たすためか?」ということを考えて楽しむのが哲学サロンです。
当日は「交尾と性交渉の違いはなにか?」
「動物に避妊具を与えたとして、それをつかうのか?そもそも人間と同じように、過去→今→未来という時間認識がないとできないのではないか?」
ということを話し合いました。
こういう哲学っぽい言語ゲームには答えがあるわけではないですし、どの段階を答えとし、納得するかはひとそれぞれなのでただ思った意見を交換しあうだけです。
難しい言葉で話し合ってもあまり意味がないので、簡単な言葉でみんな思い思いに意見を交換したりします(聞き役に徹してる人もいます)
それがスゴい楽しいんですよ、大盛り上がりでした。この日はたくさん記念撮影をしたのですが……
(左:飲茶さん。右:平原先生)
みてください!!!!いまにも「ウェ〜イ☆」と聞こえてきそうな写真。圧倒的パリピ感。このくらい和気あいあいと哲学対話は盛り上がっていました。
このような哲学サロンの読書会&サロン発の書籍企画会議を4時間行い、そのあとにMBさんのラボのゲストにお邪魔しました。MBさんはまぐまぐ大賞を受賞されたりと大活躍のカリスマファッションバイアーなのですが、新刊ももうすぐ発売されますよ!!!
哲学サロンの会員さんにも、MBさんのメルマガ読者さんがたくさんいました。読者さんたちいわく「僕は論理的にしか理解できないからこそ、非常にメルマガが参考なる」とおっしゃってました。
で、MBさんのラボの新年会にお邪魔させていただいたのですが、学生時代一度もつるまなかったようなキラキラしたおしゃれ男子で会場が埋め尽くされていたんですよ!休日はDJやってそうな男子ばっかり!!!
いわば逆ハー(レム)状態!!!
当然緊張して心拍数が110くらいになってたので、ワインを3杯のみ神経を麻痺させ、インドっぽい呼吸法をしてみたりして頑張って無理やり自分を落ち着かせてみました……。
私は極度の恥ずかしがりなので、初対面の人大勢と飲む機会があれば、緊張をほぐすためにお酒をハイペースで飲みすぎて1/2の確率で吐く&どんな顔していいかわからずに無表情になる癖があるので、愛想悪くならないように、変な敬語にならないように、緊張しすぎないように……と頑張って精神を保ちつつお話させていただきました。話しかけてくださった皆様ありがとうございます。
とこのような感じの土曜日を過ごしていました。平原先生、サロンの皆様、MBさんとラボの皆様、ありがとうございました。
■毎週更新mine連載「原田まりるのやわらか哲学」はじめました。ハッシュタグ #やわらか哲学
■ 現在四刷!実存主義哲学入門エンタメ小説「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。」(ダイヤモンド社)
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